DTPのツボ

たとえば、書籍を組んでいる際、表を動かす際に、マウス操作でこれを置くと答えた人は改めてください。マウス操作では文字と図の空きが揃わず、何より時間がかかります。



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DTPのツボ

DTPのベースライングリッドの使用


Quarkのベースライングリッドを使う際に基本となるボックスの作成、オブジェクト移動について説明します。

まず、ボックスに本文の級数で文字を流し、その1行目に合うように始点と増幅値を設定しがちでが、見出しなどの大きな文字が1行目になった場合、あるいはルビが入った場合には1行目に入りきらず2行目に送られてしまいます。その位置より上に数mm大きいボックスを作るのが基本とされています。

見出しの前に空き行が入っているスタイルで組んでいる場合、1行目が改行となってしまうケースがあります。この場合、この改行を削除せねばなりませんが、修正で行数が減り、前の頁の下に移動した場合、この改行がないのは不適切となります。さらに、赤字は入っていないために見落としてしまいがちですので、こういった場合、予め見出しの段落には「前段落との間隔」で空きを作っておくのが有効でしょう。

1行目に見出しがきた場合には前段落との間隔は無視され、ちゃんと1行目におさまります。次にオブジェクトの移動ですが、行送りに合わせてY座標にプラスマイナスして移動しますが、ベースライングリッドを使用している場合にはさらに応用があります。

まずベースライングリッドを表示して、オブジェクトをグリッドに吸着させます。そこから+1mmあるいは+2mmといった具合に試し、適切な位置を確認します。他の人との共同作業となる場合、この値を他の人にも伝え、統一を図るようにしましょう。


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