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DTPに必要なソフトとは
DTPには最低限、「レイアウトをするためのソフト」「作図をするためのソフト」「画像を編集するためのソフト」が必要になることから、これら三種類のソフトはDTPの三種の神器などとも呼ばれています。
画像を編集するにはAdobe Photoshop、作図はAdobe Illustratorが主に使われています。Illustratorはページ数の少ないレイアウトなどにも使われていますが、書籍や雑誌などのようにページ数の多いドキュメントの作成にはレイアウトソフトが欠かせません。
これまではQuarkXPressというレイアウトソフトが主に使われていましたが、現在はAdobe InDesignなども使われています。MacintoshをベースにしたDTPシステムでは、今後のことを踏まえ、Mac OS XをプラットフォームとしたDTPシステムにする必要があり、主流になると有力視されているのはAdobe InDesignです。
しかし、何が主流とかではなく、作成するドキュメントの性格や作業方針にあわせて最適なソフトを使い分けることが重要でしょう。さらに今後はMacintoshとWindowsでの共同作業も考慮した互換性についても考慮した上で最適なソフトを使い分けることが求められてきます。
さらにフォントについても考慮する必要があります。DTPでは長いあいだOCF形式のPostScriptフォントが使用されてきましたが、MacintoshとWindowsの互換性や利便性を考えるとOpenTypeフォントの利用がもっとも効率的かつ現実的です。
しかし、これまでに作成されてきたデータ資産を考えるとCID形式のPostScriptフォントが必要なケースもありますが、今後を考え、新たに増設するDTPシステムや新規で作成するデータはOpenTypeに絞り込んで運用するのがベストでしょう。
DTPのツボ