DTPのツボ

たとえば、書籍を組んでいる際、表を動かす際に、マウス操作でこれを置くと答えた人は改めてください。マウス操作では文字と図の空きが揃わず、何より時間がかかります。



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DTPの数値操作


QuarkでもIllustratorでも操作は数値、すなわちmmや級に基づいて行うべきです。センター揃えやオブジェクト同士を揃えたりするといった操作をガイドを使ってマウス操作で行う人を見かけますが、不正確であるばかりか時間の無駄でもあります。

また仕上がったデータを修正する際にも同様の手間がかかることになり、大変効率の悪いやり方ですので、数値による操作を徹底しましょう。

単位の基本はmm、級です。文字や行送りの単位をポイントではなく級とするのは4Q・H=1mmという計算のしやすさにあり、級の使用こそ正しい数値操作の第一歩となります。

たとえば、書籍を組んでいる際、表を動かす際に、マウス操作でこれを置くと答えた人は改めてください。マウス操作では文字と図の空きが揃わず、何より時間がかかります。行送りを確認し、表を選択、Y座標の数値の後ろに数値を入力するのが正しい動かし方です。

数値を利用した操作は様々ですが、よりスムーズな操作のためには、Quark、Illustratorなどアプリケーションの入力欄が持つ計算機能を使う、暗算を練習する、特に13Q=3.25mm、19Q=4.75mmといった計算はスムーズにできるようにする、計算機を傍におく、行送りや画像の大きさなどを自分で決定してもよい場合は、20Qのように計算しやすい数値に決める、といったことが大切です。ボックスの大きさは、Q数単位で決めます。

配置のXY座標もmm単位で動かすようにしてください。例えば13Qで作ったボックスを1文字分増やすのであればW座標に「+3.25」すればいいわけです。


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